『おひとりさまのけちじょうず』
著者:小笠原洋子 出版社:ビジネス社 1300円+税
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ここ数か月、新しい生活様式が求められてきましたね。
その中であたらしく習慣化されたことも多いのではないでしょうか。
マスクの着用、3密の回避、ソーシャルディスタンスの確保、オンラインでのやり取りなど、以前の生活から変化したことを上げればきりがないかもしれません。
私たちはそうした生活の変化にうまく適応しながら、この上半期を過ごしてきました。
お家で過ごす時間が増えた皆様にとって、この日々をいかに工夫しながら過ごすか、ということもたくさん考えた時期だったのではないでしょうか。
そうした上半期をふまえ、下半期に向けて自分自身の「あたらしい習慣」を考えてみませんか?
そこで今回は『おひとりさまのけちじょうす』という本をご紹介します。
この本のタイトルにある「けちじょうず」という言葉の意味は、できるだけ無駄を省いて物質から自由になり、その代わり、心を満足させることができるように工夫に工夫を重ね、可能な限り豊かな気持ちで日々を暮らすこと、です。
しかし、「無駄を省いてって、いったいどんなことをすればいいの?」と疑問に思ったり、「けちじょうず」のハードルを高く感じられるかもしれません。
そんな皆様へ、この本で紹介されている「散らかさないためのシンプル生活四か条」から一部を抜粋してご紹介します。
①手続きなどの雑事は、期日を待たず、すぐしてしまう。
②はさみなどは使い終わったら、すぐしまう。
簡単なことのように思えますが、意外とやっていない!と思う方もおられるのではないでしょうか。
こういった簡単なことから筆者の言う「けちじょうず」は始まるのかもしれません。
この本ではケチ(節約)で、環境にも優しい(エコロジー)生き方を「ケチカロジー」と呼び、そうした生活のコツを筆者の暮らしになぞらえて紹介しています。
皆様の「あたらしい習慣」に「ケチカロジー」な暮らしを、まずは簡単なところから取り入れてみてはいかがでしょうか。
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