今日はクリスマスの時期に食べる伝統的なお菓子をご紹介致します。
「パントーネ」
イタリア伝統菓子で酵母が発酵を行う際に出る炭酸ガスを利用して、生地を膨らませた焼き菓子です。 発酵菓子は酵母を使いゆっくりと発酵させて、酵素が活性するので 「旨みが増す、香りが良くなる」 などの良さがあります。 ヨーロッパでは各々の土地の気候、 風土を生かして古くから作られています。
日本でクリスマスにケーキを食べるように、イタリアではパネトーネを食べるそうです。自分用だけでなく、友人や知人に贈り合う習慣もあって、 一人で何個も買う人もいるそうです。
無印良品のパネトーネはイタリアで100年続く老舗のお店に毎年、種を取りに行っています。 その種を仕込んで、パネトーネの生地をつくるまでに、3回の発酵を行うので、丸一日かかり、 2日目に、フルーツやチョコレートを混ぜ込み、 1つ1つ手で丸めて、型に入れてさらに発酵、 表面に十字の切れ目を一つ一つ入れて、焼成します。 3日目に、最終仕上げのコーチングを、1つ1つ手でかけて、3日間かけて仕上げているそうです。
今年のパントーネは生地にチョコレートを練り込み、発酵時間を長くおこない、しっとりとした食感に。
仕上げに、ドライフルーツを混ぜ込んだホワイトコーチングで酸味をプラス見た目を華やかに仕上げました。
日本ではパントーネはスライスしてトーストして食べたり、マスカルポーネチーズやジャムをつけて食べるのが好まれているということで家にあったジャムを添えて食べてみました。
今年のはホワイトチョコやドライフルーツの甘みと酸味が加わってこのまま食べてもとっても美味しいですよ!
また、ドイツの伝統菓子「シュトーレン」もあります。
シュトーレンとは、ドイツで古くから食べられている伝統的なパン菓子です。たっぷりのバターが入った生地に、ラム酒などの洋酒に漬けられたドライフルーツやナッツなどが練り込まれています。表面は粉砂糖がまぶされています。なかのマジパンがアクセントになっています。
シュトーレンは、クリスマスの4週間前から少しずつ食べられます。
ドイツでは、クリスマス前にシュト―レンを毎日薄くスライスし、少しずつ食べていく習慣があります。
日が経つにつれて、シュトーレンの中に入っているドライフルーツの味が生地に染み込んで味わい深くなるので時間をかけて変化する味を楽しむのがおすすめなのですが私は好きすぎて昨年はクリスマス前に2本ペロリと食べてしまったので今年こそは少しずつ楽しみたいと思います。
クリスマスの伝統菓子でクリスマスまでを楽しむのはいかがでしょうか。
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