こんにちは。
はたらく場のご相談の中でも、特に多いのが整理収納のご相談です。
今回は無印良品を運営する良品計画の本社で実践しているはたらく場の整え方をご紹介します。
私たちはこの5か条を意識してはたらく場を整えています。
- まずは本当に必要なものなのか、一つ一つ見直しましょう。
1年見ていなければ思い切って捨てる。データ化をする。
本当に必要なものだけが必要な場所に置いてあることは、効率的にはたらく手助けになります。まずはきっちりと見直すことが大切です。
- 収納はなるべく一箇所にまとめ、細かく分類しすぎない。
はたらく場では多くの人と“物”“場”を共有します。その為、自宅のように細かく分類すると、戻し方も複雑になり、散らかりやすくなります。
たとえば、このスパンは〇〇部門、この1段は掃除用品関連・・と共有する物の収納は1か所にまとめて、“細かすぎない”分類が大切です。
- 収納用品は「もの」に合わせて選ばない
収納用品は1種類で様々なしまい方ができるものを選びましょう。
収納用品を絞ることで、シェルフに置いた際にも統一感があり、整然とします。また、様々な場所に流用することで収納用品にかかる経費も抑えられそうです。
- 誰でも探しやすく、戻しやすいようしるしを付ける
“同じ位置、同じルール“でしるしをつけましょう。
同じルールで貼られていると、見つけやすく、誰にでも分かりやすいしるしになります。
- 自分ごとにする
良品計画では、整理収納についての説明会を全社員に向けて15回に分けて行いました。
ただきれいにするために整理をするのではなく、会社にやらされるのでもなく、自分たちのためにという意識を持てるように、丁寧に説明を行いながら自分たちで作業ができるように進めました。
最後に、オフィスは1度キレイにしただけでは、終われません。
無印良品の本社では“完成させないオフィス”をキーワードに、オフィスでの働きやすさについて日々考え、改善し、実践しています。
※無印良品の本社についてはこちらの記事も併せてご覧ください。
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#1 無印良品のオフィスリノベーション”
みんなで使う物はみんなで改善する。
必要な物が必要な場所にあると、探すストレスや余計な時間を取られず日々の仕事に集中できます。
必要な物の残量が分かり、不要な物が何なのか知ることで、余計な物を購入しない事もメリットです。
日々の生活のなかで3分の1を占めると言われているはたらく時間。
感じ良いくらしの一部として、私たちインテリアアドバイザーと一緒に見つめなおしてみませんか。
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