【名古屋名鉄百貨店】生活が新しくなるということ|スタッフコラム vol.3

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2019/03/27

無印良品 名古屋名鉄百貨店 を訪れる人の中には、新生活を始めるための品を求めて訪れているという人がたくさんいるようです。「新生活か、春だな」と感じています。

ふと「新生活って何だろう」と考えました。

一口に“新生活”といっても、
引っ越して初めての土地で暮らし始める人だけではなく、初めて仕事に就く人、新しい学校に通い始める人、そして
その家族や仲間。
住む場所が変わらなくても、くらしのペースが変わればもうそれは新しい生活。
いろいろな人にとっての様々な新生活があることに気が付きました。

 

新生活ってワクワクしますか?
不安を感じて緊張しますか?

人って実は“変化が苦手”な生き物だと聞いたことがあります。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日、の方がなんとなく安心。
変わらない生活の方が安心。
そう考えると、誰にとっても生活を新しくするということは少しは不安を感じるということ。

でもそれぞれの様々なタイミングで生活を変えなくてはならないことがありますよね。
ちょっと不安な新生活。

なら、新しい生活の中にも変わらない“核”みたいなものがあったらいいのかな、と思いました。

 

“朝食は白米”とか“ずっと使い続けているまくら”とか。
変わらない、変えないことは、きっと自分が大切にしたいこと。
自分に合っている、ということだと思います。

 

無印良品にも“変わらない”アイテムがたくさんあります。

なかでも人気の脚付マットレスは、初めの発売が1991年。

 

少しずつ改良され進化しながらも、基本形は変わっていません。
25年以上も変わらず、そして今も人気があるということはきっと、ずっと“そのときの誰かの生活に合っている”ということなんだろうと思います。

脚付きマットレスの変わらない“核”は、マットレスに脚が直接付いているという構造です。

 

 

実はベッドの歴史がまだ浅かった日本では、ベッドの上にふとんを敷いて寝る人が多かったことが、ある調査でわかったそうです。それならベッドの枠なしでマットレスにそのまま寝るのがいいのではないか?という発想から開発がはじまり、生まれた構造だそうです。

 

ベッドもふとんも寝るための道具。その役目は一緒。
それを今の生活に合うように形を考えていったら脚付きマットレスになった。
変わってきているのは“寝心地をよりよくするため”の部分だけ。

 

いつも“そのときの誰かの生活に合っている”というのはすごいことだし、変わらないものがあるのは嬉しいことだなと、脚付きマットレスの歴史をみて感じました。

みなさんにも暮らしの中で変わらない、変えない“核”はありますか?

もしそれがあったなら、それが自分の生活に合っているところなんだと思います。

自分にとっての感じ良いくらしがどこにあるのかぜひ考えてみてください。

無印良品 名古屋名鉄百貨店

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