Found MUJIの新しいシリーズが始まりました。
今回のテーマは【キルギス】
実は、無印良品とキルギスとの関係は10年。
キルギスの特産物であるフェルトづくりを産業として軌道に乗せ、この地域の活性化につながるよう2010年末より活動してきました。
共にものづくりと向き合ってきた10年。
今回も、さまざまなフェルト製の品や、キルギスの人々の日常を感じられる品が並んでいます。
キルギスは中央アジアのアルプスとも呼ばれる自然が豊富な美しい国。
いくつもの国と国境を接する内陸に位置し、多民族国家でもあります。
また、シルクロードの道中であったともいわれる村々では、古来から遊牧や羊毛フェルトの生産がなされてきたそうです。
かわいらしいぬいぐるみのほか、スリッパ、帽子、バッグ、ラグ……
今回並んでいる品だけ見ても、本当にさまざまなものが羊毛で作られていることに驚きます。
例えば『ウールフェルト 小物入れ ユルタ型』としてデザインされている“ユルタ”
“ユルタ”とはキルギスの遊牧民の移動式住居です。
大きいものは直径9メートルにもなるものですが、外側の覆いや内部の床にもフェルトが用いられているそうです。
軽くて運搬に適していて、しかも夏は涼しく冬は暖かく暮らせるフェルトの住居。
そんな大きなものも、羊毛フェルトで作ることができるんだなと感動しました。
そして“ユルタ”の内部に広げられている“シルダック”と呼ばれる敷物。
無印良品 名古屋名鉄百貨店のFound MUJIでも『ウールフェルト マット シルダック 角型』『ウールフェルト ラグ シルダック 角型』を扱っています。
こんな建物の中で、こんな敷物の上で、こんな食卓を囲んでいるのかな……と、
やわらかな原毛色の品々を眺めながら、遠い国のキルギスに思いを馳せてみました。
店頭に置いてある写真集を見ると、キルギスは本当に美しい国です。
ぜひ皆さんもこの国のもつ魅力をFound MUJIを通じて感じてみてくださいね。
無印良品 名古屋名鉄百貨店