【名古屋名鉄百貨店】Found MUJI 紙のもの|Found MUJI

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売り場・サービス紹介

2020/07/15

この7月よりFound MUJIでまた新しいシリーズが始まりますした。
今回のテーマは【紙】

“和紙” “紙布” “工業用紙” の3つの視点から日本国内6県を訪れ、さまざまな特長をもつ“紙”を見つけ、日々の暮らしの中で楽しめる製品に仕上げました。


「紙ってなんだろう?」と考えたことはありますか?

今回のFound MUJIに並ぶ『紙のもの』を見たときに「これも紙なんだ」という新鮮な驚きを感じると思います。

メモ帳や紙袋はもちろん、かごやポーチ、レジャーシートまであるんです。
 
Found MUJI 紙のもの カードケース
 
Found MUJI カード レジャーシート


“手漉き和紙”をはじめ、日本の紙に関する技術はとても優れています。

紙は古くから日本人の生活文化において重要な役割を果たしてきました。
絵や文字を書く素材としてだけでなく、障子やふすま、傘、のし袋など様々なかたちに姿を変え、生活の中でたくさん使われています。

祝儀袋やしめ縄で使われる紙垂(しで)など、神聖なものとして扱われている紙も多い。

“紙は神に通じるもの”という言葉も聞くくらい、紙は日本人にとって実は大切な存在なのです。
日本が紙づくりの技術を高めていった背景はそこにあるのだと思います。


今回目にとまったのは“紙布”
 
Found MUJI 紙のもの 紙布

Found MUJI 紙のもの 透け感

特にストールはごく薄手で軽く、透け感が美しい品です。
これも紙なんだ、と素直に驚きます。

この紙布は縦糸に綿糸、横糸に紙糸を用い織りあげているそうです。
紙糸は綿糸の三分の一の重量なので、とても軽く、夏のぴったりの仕上がりです。

紙は岐阜県美濃市。糸は愛知県一宮市。
無印良品 名古屋名鉄百貨店のある東海地方で作られた製品です。
 
Found MUJI 紙のもの リーフレット
(紙のもの リーフレットより)

岐阜県美濃市は、紙の原料がとれる土地と良質な水が豊富にあること、加えて都から近かったことから、和紙の生産地として栄えました。
本美濃紙の技法は重要無形文化遺産に指定された和紙のうちのひとつです。

そんな伝統を大切にしながら紙を生産してきた土地で、新しい紙製品が生まれる。

今回の Found MUJI で取り扱う和紙も、糸入り紙などの工業用紙も、本来の使われ方を超えて製品となっているものが多くあります。

伝統を守りながら、今の暮らしに寄り添うように技法や姿を変えていくことも受け入れる。
紙の可能性はまだまだ広がり続けていくのだろうな、と感じます。
 
Found MUJI 紙のもの ディスプレイ

とても楽しい品揃えです。
ぜひ、日本の紙づくりの技術を感じに Found MUJI を訪れてください。
 
Found MUJI 紙のもの テーブル


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