【イオンモール直方】日焼け止めのすすめ|スタッフのおすすめ
2019/05/12
こんにちは。
今回は先週の記事、
『紫外線のただしい対処法』に引き続き、
日焼け止めの種類と正しい選び方についてお伝え致します。
前回までで肌に影響を与える紫外線は
ＵＶＡとＵＶＢの2種類があるということが分かりました。
ＵＶＡは真皮の深層に入り、
組織を破壊することでシワやたるみの要因に、
ＵＶＢは肌の表皮で炎症を起こします。
肌は対抗するためにメラノサイトを生み出し、
シミや色素沈着の要因となります。
それぞれの紫外線が与える肌への悪影響は異なるため、
それぞれに適切に対処が必要になります。
その基準は日焼け止めを選ぶときによく目にする
ＰＡ（Protection Grade of UVA）
ＳＰＦ（Sun Protedction Factor）の2つです。
効果の強さは
ＰＡ+ ＜ ＰＡ++++
ＳＰＦ2 ＜ ＳＰＦ50 で示されます。
高い効果を得たい場合はより数値が高いものを選べば良いことが分かります。
しかし注意したいのはその成分です。
日焼け止めは、
紫外線反射材が入ったものと
紫外線吸収剤が入ったものに分けられます。
紫外線反射材は酸化チタンや亜鉛、
紫外線吸収剤はメトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどが含まれます。
基本的に効果は 反射材＜吸収剤 で、
ＳＰＦ50やＰＡ++++のものには吸収剤が使用されているものが多いです。
反射材が物理的に肌の表面で紫外線を反射するのに対し、
吸収剤は科学的に紫外線のエネルギーを変換し皮膚に入るのを防ぎます。
つまり、反射材は石鹸やお湯で簡単に落ちるのに対し、
吸収剤はクレンジングをしても肌に留まりやすいのです。
結果、肌の刺激となったり落とすときの摩擦で肌が荒れやすい原因となることもあります。
ＳＰＦ30～ＳＰＦ50は効果持続時間を示すため、
正しくまめに塗れていれば効果は大きく変わりません。
実際、レジャーや長時間炎天下の中で活動することのない日常生活では
ＳＰＦ30くらいで十分な効果が発揮できるのです。
無印良品ではいろんな体質、環境の方に合わせて
たくさんの種類の日焼け止めをご用意しております。
種類は大きく分けて
ジェル、ミルク、ローションの3種類。
特徴は
・塗り心地が軽い
・肌がべたつかない
・日焼け止め特有の臭いがない
夏場のベタ付く時期もストレスなく塗ることができます。
また、少し香りの付いたシトラスのタイプや
広範囲に塗ることが出来るミストタイプもございます。
（塗り直しにおすすめです）
（左から順にローション→ミルク→ジェル。テクスチャーや効果はジェルが一番固めです）
日焼け止めは汗や皮脂、タオルで擦ると少しずつ落ちていきます。
その効果は基本2時間。こまめに塗り直しが必要です。
これからの季節も特に大切な紫外線ケア。
この機会にどうぞお試しくださいませ。
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