こんにちは、無印良品 ■■福田屋ショッピングプラザ宇都宮■■です。
前回の『ワタシのMUJI』ブログで、「かき氷をマストで食べる!」と宣言した私。
この所、「頭がキーンとならないかき氷」がテレビ等で、ひと際もてはやされているような風です。
栃木といえば、日光の氷室で凍らせた天然氷が有名です。かく言う私も、小さい時には暑さ凌ぎに日光まで足を延ばし、食べに連れて行かれました。
ふんわりと盛られた繊細な薄氷の上に、惜しげもなく蜜糖をかけ、白玉や甘く煮た小豆があしらわれていました。
それはほんのひととき、猛暑を忘れる事が出来た、いい思い出です。
一方、お祭りや海の家で食べるあの「頭がキーンとなっちゃうかき氷」も決して忘れられません。
誰が名付けたのか、「ブルーハワイ」という名のシロップ。もちろんハワイになど行ったことが無い私にとって、当時このかき氷と常磐ハワイアンセンターの波が出るプールは(今はスパリゾートハワイアンズですけどね。)『常夏の楽園』の何たるかを教えてくれる、数少ない教材だったのです。
今考えると、ハワイには申し訳ない妄想です。
それに、目が覚めるような黄色のレモン味や真っ赤なイチゴ味・・・かき氷のシロップといえば、この信号機カラーで決まりです。
親にねだって買ってもらい、少し食べ進めると、舌の上はそのシロップ色に染まり、気づけば溶けゆくその残骸は悲しい程に甘ったるく、完食した記憶など皆無なのです。
どちらのかき氷も、その背景を伴って私の中で、「夏に憩うこと」そのものとなりました。
そうそう宣言通り、今流行っている手作りのイチゴのシロップのかき氷を友達と食べてきましたよ。スッと溶ける口当たりは格別です。
こんな風に、風景に馴染むものは、そこに連綿と残っていくんですよね。
今日のブログはシリーズ連載『ワタシのMUJI』VOL14。
今回ブログのインタビューに答えてくれたのは、入社歴5年目のNさん。
普段はステーショナリー(文房具類など)を担当してくれています。Nさんはみんなの良き相談相手です。
Nさんは、どんな『ワタシのMUJI』を紹介してくれるんでしょうか。
(以下インタビュー/私)
私)Nさん、ついに順番回ってきましたよ!
Nさん)あ、ほんとに~。スパっと飛ばしてくれてもいいのに(笑)
私)そんな訳にはいきません!
Nさん)やっぱりな(笑)
私)そりゃそうですよ~
Nさん)それじゃあ、私はアーカイブ的なものを紹介します!
Nさんは無印で勤め始める前から、根っからのムジラー。(言い方合ってますかね?)
その事は前から知ってはいたのですが・・・
私)Nさん、今日は何を紹介してくれますか?
Nさん)私はこの『デジタル温湿度計』を紹介したいと思います。今の形とはちょっと違いますが、機能は変わらないんです。
Nさんに見せてもらった『デジタル温湿度計』はこちら。
現在の『
デジタル温湿度計』はこちらです。
Nさんにこの『デジタル温湿度計』を置いているお部屋の写真を見せて貰いました。
私)わぁ、懐かしい形。それに、このチェストも!まさか無印ですか?
Nさん)そうそう、今は無きメープル材。これなんて、私が高校生の頃から使っているよ。
物持ち良すぎませんか?Nさん!
私)Nさん、この『デジタル温湿度計』の良さをズバリ!
Nさん)それはやっぱり、機能に特化しているシンプルな所。それに、これつい最近電池が切れちゃったんだけど、もう5、6年電池変えなかったんだよ。
私)確かに、「温度と湿度を一度に確認する」っていう事に特化してますしね。電池の減り、すごいコスパ!
Nさん)そう!気温や湿度に応じて、洋服はもちろんストールや帽子などの装いも変わってきますからね。
なるほど!寝室に置いているのも頷けます。
私)今年も暑かったですけど、そろそろそういう事も気にしていかなきゃいけませんね。
形が残るものであれ、残らないものであれ、私たちは無意識の内に「こだわり」を持っているものです。
それは現在、そこまで重要じゃなくても、時を経ていくにつれ、かけがえの無い「思い出」になっていく事があります。
Nさんの『デジタル温湿度計』のある風景も、私の『かき氷』のある風景もそうである様に。
今ブログを見て頂いている皆さんの見ている風景も、そうであって欲しいと願っています。
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