6月も中旬に差し掛かり、いよいよ、あの季節がやってきてしまいました。
そう、「梅雨」です。本当にジメジメしてて不快ですよね(笑)
この時期にちょうど青梅が熟し始め、その梅の実に雨露が滴ることから、「梅雨≒つゆ」というようになったのだとか。
そういえば、スーパーにも青梅が出始めています。
毎年まん丸の梅を見る度に、「今年は梅酒に挑戦しようかな」と思うのですが、レシピ動画をみて満足してしまうんですよね。(笑)
梅仕事も、こんな雨続きだと気合が必要です。
今回のブログはシリーズ連載『ワタシのMUJI』VOL9です。
そんな今日のブログは『梅雨のしのぎ方』をテーマにインタビューをしてみようと思います。
今回ブログのインタビューに答えてくれたのは、入社歴12年目のIさん。
私もとても長い間お世話になっています。現在は衣料品の雑貨を担当してくれています。
Iさんは、どんな『ワタシのMUJI』を紹介してくれるんでしょうか。
(以下インタビュー/私)
私)今日は何を紹介してくれるの?
Iさん)私は、毎年買い替えてるこれ。
インド綿ルームサンダル・鼻緒です。
私)私も最近気になってたんだよね。毎年夏の前に販売し始めるからさ。
Iさん)そうそう。私も販売始めた時、気になって自分の分だけ買ってみたんだけどね、そしたらとってもいい感じだったの。(ちなみにIさんはSサイズ)
私)例えばどんなところが?
Iさん)とにかく、履いてて蒸れないのが一番気に入ってるよ。
私)あーわかるわかる!普通のスリッパってどうしてもこの時期、中が蒸れちゃうしね。
Iさん)そうなんだよ~。冬は普通のスリッパなんだけどね。夏にかけては、すごく気になるでしょ?もしかして、今普通のスリッパ?
私)・・・そうなんだよ(泣)
実はちょっとしたストレスだったんですよね、「スリッパの中のムレ」
Iさん)普通のスリッパは、芯が入ってたりして気軽洗えないけど、このサンダル、洗濯ネットに入れれば気軽に洗えるんだよ。一応他の服なんかとは別にしてるけどね。
私)なるほどね。気持ちよく使えるね。だけど普通に洗って縮んだりしない?
Iさん)全然大丈夫だよ。縫い地が寄れたりもしないから、安心して。
私)へぇ~試してみようかな。
Iさん)そういえば、今年からちょっとお買い得になったでしょ?
なかなかタイムリーなIさん。そうなんです。690円→599円に。更に試しやすい価格になりました。
Iさん)私、自分で気に入ったから、お母さんとお父さんの分も買ったんだよ。結構好評で。
自分が使ってみて「いいもの」を家族や友達に紹介して、その方が他の誰かに紹介する。「ワタシのMUJI」の原点です。
とても嬉しい気持ちになりました。
私)じゃあ、私も試してみよ!サイズは大きい方がいいかな?
Iさん)裏に滑り止めが付いてないから、ジャストサイズがおすすめ。
私)そうなんだ、ありがとう!
このインド綿のルームサンダルは、インドの職人さんが一つずつ手作りしています。(ネットストアで、製作の様子を動画にてご覧いただけます。)
インドの繊維工場で綿糸をつくる過程で、どうしても繊維が短くそのままでは製品にならないワタ(これを「落ちワタ」っていいます)を寄り集めて製作しています。
実はこれ、当初インドの職人さんの間で遊びながら、こっそり作られていたんだとか。
そういえば、日本にも同じ形の藁などで編まれた「草履」というものがありますよね。
日本よりも高温多湿な環境下で、できるだけ快適に過ごす「知恵」というわけです。
『所変われば、品変わる』と言いますが、いやいや、そんなこともありません。
あんまり好きな季節じゃないけれど、先人たちの知恵を拝借し、この梅雨をしのいでみたいと思います。
無印良品 ■■福田屋ショッピングプラザ宇都宮■■