無印良品 ■■福田屋ショッピングプラザ宇都宮■■ です。
先月、家に帰るとポストの中に二つ折りにされた大きな封筒が入っていました。
2年前にも同じ大きさの、同じ色の封筒を開封した記憶があったので、すぐに「それ」とわかりました。
「賃貸借契約書」
(↑こんな感じで、半ば無理矢理二つに折られて投函されます。)
今住んでいる、マンションの定期更新の書類です。
もう早いもので、2度目の更新です。
これが結構面倒で、親戚に電話をして印鑑をもらいに行ったり、印鑑証明を市役所に取りに行ったり・・・
普段使わない(敢えて使わないようにしてる)部分の、日常避けて通っている居心地の悪さを半強制的に味わうことになるのです。
別段今の部屋に不満があるわけではありません。強いて言うなら、玄関が狭いくらい。
それでも、やっぱり更新の度に「あぁ、自分の家だったらな・・・」という思考になってしまいます。
賃貸の方なら誰しもが思う「理想」は、きっと形は違えど同じではないでしょうか?
2/22は、第1回「家と暮らしのお話し会」でした。
小型犬を連れている年配のご夫婦。
軽くジョギングをしている男性。
小さな子の両手を引きながら歩いてる家族連れ。
この場所、『無印良品の家 宇都宮店』のある街道沿いは、とても静かな場所にありながらも、しっかり「人の営み」を感じられる場所にあります。
今日お越しいただいた方は、近くに最近引っ越してきたというご夫婦でした。
(お写真はご遠慮いただきました。)
「予約とかはしてないんですが、大丈夫ですか?」
こんな風に飛び込みで来られる方がほとんどのようです。
『無印の家』の担当スタッフの方は、「全然大丈夫ですよ、どうぞいらっしゃいませ。」とインターフォン越しに気持ちよく迎えてくれます。
「前から、ずっとこの街道沿いを犬の散歩で通っていて、気になっていたんですよ~。」
「それは、ありがとうございます。」
それからゆったりと、暖かい空間にあるダイニングテーブルで、お二人の理想を伺うことができました。
(※実際のご夫婦ではありません。)
それから、
旦那様が「天井が吹き抜けてるって、気持ちいいし、開放的だよね!」
(↑このシーリングファンはリモコンで昇降できるんです。)
奥様が「キッチンに扉が付けられるっていいかも。あ、冷蔵庫と取っ手が同じだ!」
無印のユニットシェルフがピッタリ収まっているキッチン収納は、思わず、
「わぁ~すごくいいね!、使いやすそう。」と。
お二人共通で「やっぱり、明るいのが一番いいよね。」
お二人とも、実際の建築事例集を眺めたりパンフレットを見ながら、こんな風な壁にしたいよね?こんな間取りもアリだね!とお話ししていました。
もしかしたらきっとお二人は、すぐに「家を買う」わけじゃないのかもしれません。
もちろんそれは人生で、そうそうない大きな買い物ですから。
それでも、お互いの「理想」を口にしたことで、その先の景色は今よりもずっと鮮明なものになったはず。
ふと、私は想像してみました。
このご夫婦が今のご自宅に住んでしばらく経った、ある朝「賃貸借契約書」を見たとき、どんな風に感じるだろう。
きっとどちらかが、どちらかに私と同じことを言うんだろうなと思いました。
「あぁ、自分の家だったらな・・・」
その時に、今日の事を思い出してくれたら、とてもうれしいです。
吹き抜けの天井や、使い勝手のいいキッチン、心地よい明るさの大きな窓。
「そういえばさ・・・」
次回はどんな「理想」が伺えるか今から楽しみです。
無印良品 ■■福田屋ショッピングプラザ宇都宮■■